６月１８日に起きた大阪府北部地震で、小学４年生の女児が倒壊したブロック塀の下敷きになり亡くなられ、
とても残念な出来事が起こってしまいました。原因はブロック塀に構造的な問題があり、建築基準法にも違反
していました。
建築基準法は、「国民の生命と健康、財産の保護」の為にある法律です。
建築工事標準仕様書で安全性や品質の確保の為の細かい規定もあります。
そういった法律や規定を守る事によって日々安全な生活がおくれています。
建築基準法に違反し第三者に危害を与えた場合、責任の所在は持ち主にあります。
行政からのペナルティや被害を受けた方からの訴訟にも発展しかねません。
そうなった場合、多大な時間と費用を費やす事になってしまいます。
そうならない為にも早めの対策が必要です。
ブロック塀の基準について（簡易版）
ブロック塀の高さは最大で２．２ｍです。ただし、基礎の形式や形状、地盤の状況により高さの制限は異なります。
参考例
※場合よっては１．２ｍ以下の塀にしか出来ません。
高さ１．２ｍを超える場合は３．４ｍ以内に控え壁を設けなくてはいけません。
これらの事に適合しない時は建築基準法違反、又は倒壊する場合がございます。
使用する材料等
ブロックはJIS規格品か同等品、B種、C種、使用する鉄筋はSD295、SDR295以上の物を使用し、コンクリートや
モルタルの圧縮強度は18Ｎ/mm2（180kg/cm2）以上などの決まりがあります。
上記に記載した内容はブロック塀に関する法律や規定の一部にすぎません。
「うちのブロック塀は大丈夫なのか？」
「法律に適合しているか？」
「構造的な問題は無いのか？」
などのブロック塀に不安がある方はお気軽にご相談下さい。
相談・工事見積りは無料で行っております。
お問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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