ホームインスペクション

ホームインスペクション

 


ホームインスペクションってなに?


 

ホームインスペクション(住宅診断)とは、第三者の立場から、また専門家が、

住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、

アドバイスを行う事を言います。

新築の建売り住宅や中古住宅、投資物件、分譲マンションなどが対象となります。

簡単に言えば、お客様に代わりにプロが建物を調査する事です。

 

 


どんな時にホームインスペクションが必要なのか?


 

新築(建売り)・中古住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを

行なうことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。

ご依頼いの中で一番多いのが、中古住宅購入前のホームインスペクションです。

購入前にしっかりとプロに調べてもらってから購入する方が多いです。

 

「欠陥住宅ではないか?」

「いつ頃、どこに、いくらぐらいかかるのか?」

「あと何年くらいもつのか?」

 

このような悩みも解決できます。

 

最近では、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも

増えています。

ホームインスペクションを行う事で、後々トラブルになる要因を減らす事ができますし、

欠陥の有無や劣化状況を正確に判断できますので、今後の予定も立てやすくなります。

 

中古住宅のを購入する割合の多い米国では、取引全体の80~90%の割合でホームインスペクションが

行われ、ホームインスペクションを受けるのが当たり前になっています。

日本でも近年、急速に復旧しはじめています。

 

 


いつ依頼するのがいいの?


 

中古住宅を例にしますと

 

購入予定物件を見学し、「買おうかな」といった段階で「不動産業者へ申し込み」を行います。

申し込みの方法としては「買付証明書」「申込書」などの書類に記名・押印。

同時に「申込金」を1万円~10万円程度支払うのが一般的です。

 

この段階ですと「契約前」であり、いまだなんらかの権利・義務とも発生していません。

この段階では無条件で申し込みを解消することができます。申込金は当然返還されます。

 

ホームインスペクションは、この段階で入れるのがベストです。

 

なぜなら

 

「ホームインスペクションの結果をもとに(修繕費など)を資金計画に組み入れることができる」

「万が一、大きな問題が見つかった場合には無条件で購入をやめる事ができる」

「申し込みをしているため、他の方に買われる心配がない」

 

からです。

 

 


どんな診断をするの?


 

検査の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断する

基本診断から、専用機材を使用する詳細診断の2種類があります。

※破壊検査等は行いません。

 

基本診断では

①外周りの状態
外壁・バルコニー・シャッター・屋根の状態など

②室内の状態
室内の天丼・壁・床・建具など

③床下の状態
土台・束・コンクリート基礎など

④小屋裏・天井裏の状態
小屋組み・断熱材・金物など

⑤設備の状態
給排水設備・換気設備などを診断いたします。

 

詳細診断では基本診断にプラスしてさらに詳しい診断を行います。

専用機材を使用し、床の傾きや、柱や建具の傾きや基礎の鉄筋などの検査も行います。

検査はすべて個別に選べるので余計な必要もかかりません。

 

 

 


建物によって診断方法は違うの?


 

中古住宅の場合は、基本診断をお勧めします。

隠れた瑕疵や欠陥がある可能性が高い場合は、こちらから詳細診断をお勧めする事もあります。

お客様のご要望でさらに詳しく知りたい場合は、最初から詳細診断をする事も可能です。

 

新築住宅(建売りや注文住宅)の場合は、建てている途中と、引き渡し直前に行います。

建てている途中では構造的な部分や金物、筋交いの有無、柱の傾き、サッシ廻りの防水などを

検査します。工事が完了しましたら最終チェックを行い問題がないか確認し、お客様にご報告

いたします。

 

 


ホームインスペクションのメリット


 

ホームインスペクションを行う事で得られるメリットをいくつかご紹介します。

 

買い主のメリット

 

①第三者のプロに診断してもらうことで安心して住宅の購入ができる。

②「欠陥住宅」や「買ってはいけない住宅」をつかむリスクを避けられる。

②メンテナンスに、いつ頃、どのくらいの費用がかかるのか知る事ができる。

③中立な立場で公正な診断を行うことにより、売り主との関係を損ねる事無く対応できる。

④住宅の構造や、性能、設備など詳しく知る事ができる。

 

 

売り主・不動産仲介業者としてのメリット

 

①住宅のコンディションを明らかにし、情報を提供する事で買い手に安心感を与えられます。

②売った後の建物の不具合等による買主とのトラブル防止に役立ちます。

③きちんとした情報を提供する仲介業者や売り主として信頼されます。

 

 

 


 

 

現在ホームインスペクションを行う診断士に明確な基準がありません。民間資格でホームインスペクター

(住宅診断士)認定している団体はあります。しかし、民間資格が無くても名乗れますし、診断も

行えるのが現状です。言い換えれば誰でも出来てしまうのがホームインスペクションです。

 

当社では、住宅や建築物により高度な専門知識のある国家資格(建築士や施工管理技士)を持った

者だけが診断を行っております。専門家が相談から診断・調査まで対応させていただきますので

ご安心してご依頼いだたけます。詳しい内容等につきましてはお気軽に相談下さい。

 

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